100326-1結婚した人が離婚する確率が約3割に上ることが
25日、厚生労働省の統計で分かった。
最低だった40年前と比べ約4・5倍に増えている。

離婚件数は平成14年をピークに6年連続で
減少傾向にあるが、離婚する確率は
上昇し続けている。

[ 記事抜粋 ]
厚労省によると、離婚件数も平成14年までは
上昇傾向だったが、同年の29万組をピークに6年連続で減少。
しかし、結婚する人も減っており、離婚する割合で見ると増加している。
立命館大文学部の宇都宮博准教授(家族心理学)は、「家制度が強かった時代は
『家』を絶やさないことに重きが置かれ、離婚に対する周囲の風当たりも強かった。
しかし、現在は愛情による結びつきが強く、当事者の意志で離婚がしやすくなっている。
共働き世帯が一般化しつつある中、社会が今後どのような支援を行うかも大切な課題だ」と
話している。
・「離婚する確率」30% 厚労省統計40年前の4・5倍に

ちなみに、関連記事としてこんな記事も見つけてしまいました。
・夫に内緒で着々「離活」 相談激増…熟年も若夫婦も


なるほど
まぁ、この計算式は、結婚者の数が少かった場合、母数が小さくなり、
離婚率の割合が上がってしまうので、いささか微妙ではありますが、
それを差し引いても離婚件数が増加しているのは否めないでしょう。
では、なぜ離婚が増えているのか
宇都宮教授がおっしゃるように、昔は強かった「離婚=恥」という風潮が弱まったのは
確かでしょう。でも、それだけではないと思うのです
というわけで、私なりにざっと考えてみました
・1985年に制定された「男女雇用平等法」により、(昔と比べ)男性に頼らずとも
  生活できるようになった。
・(昔と比べ)男女ともに恵まれた環境で育った為に、大変な事があったり
  苦労する事に対して我慢できない人が増えた。
・いわゆる「できちゃった結婚」によって結婚した為、お互いに結婚に対する
  覚悟や心構えが足りなかった。

他にもあるのでしょうけど、この辺で。

まぁ、何でしょう。。私から1つだけ言わせてもらうなら、

「子供は親を選べない」

・・・結婚する皆様が幸せな家庭を築かれる事を願います

・離婚する前に知っておくべき30の基礎知識


[ おまけ ]
話はちょっとずれてしまいますが、こういう結果を目の当たりにすると、
離婚以前に、「結婚なんて・・・」って思う人がいるのも仕方ないですよね
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